※経営法務対策※ビジネス法務2級に独学で合格する方法



こんにちは。

昨年12月にビジネス実務法務検定試験2級(ビジ法2級)に挑戦し、

独学で合格できました。

30年度の経営法務が難化した為、2019年現在の対策に悩みを抱え

ている方も多いと思います。

診断士の学習を始めると関連資格の学習は遠回りという意見も多く、

意欲があっても足踏みしてしまう方も多いのではないでしょうか?

私なりの体験記を書きますので、是非受験の参考にしてみてください。


結果

第44回 ビジネス実務法務検定試験2級
84/100 合格






合格ラインは70点以上。

第44回の合格率は46.7%でした。

この時の問題は易化しており、平均は40%程度の合格率といわれています。

学習期間

10月29日~12月9日、41日間

経営法務を学習済みであった為、

特に知的財産権の知識が付いていたと思います。

私が全くの初見ではこの日数では受からないですね。

学習の参考時間と使用書籍

①公式問題集 87時間(内35時間は3~4年分過去問)
②公式テキスト 15時間
③問題集アプリ(プチまな) 約50時間

①公式問題集 87時間(内35時間は3~4年分過去問)

公式問題集を約1ヶ月で3周しました。

選択肢毎に、

正誤判定ができる正解で○、なんとなくの正解は△、それ以外は×、

3周後の正答率90%を目指し、結果95%で過去問に移りました。

診断士の学習同様、第問に対し約4倍の学習量になるので、

特に1周目はまともに正解できるものが少なく結構ヘコみますが、

その分、効果はバツグンです。

今考えると、この我慢が一番得点に結びつきました。

また、注意点として、最新の公式問題集を購入することをオススメします。

なぜかと言いますと、私は多少古くてもどうにかなると思い、メルカリで

1年前の問題集を購入したところ、本番で初見の民法改正論点が出題され、

本試験中に冷や汗をかきました(-_-;)

診断士の法務と違い、ビジネス実務法務では改正論点がすでに出題されている

ようですので、要注意です!!

更に、過去問演習の際、約3年分の過去問を学習することになるのですが、

この試験がマイナーなせいか過去問の解答解説情報がほぼネットに落ちて

いません。

私の様に結局、1週間前に新品で購入することになるため、テキストは最新

で準備しておくのがマストでしょう。





②公式テキスト 15時間

公式テキストについては、1周のみマーカーを引きながら通読した時間と、

寝る前に読んだ時間です。

1周目通読の期間も、問題集は進めており、テキストの読み込みに傾倒し

すぎないように気をつけていました。

また、テキストについては、2級、3級と2冊用意すれば問題集や過去問で

わからない箇所の辞書代わりに役立ちます。

これも常に最新版でいきましょう。











③問題集アプリ(プチまな) 約50時間


ネットで見つけた問題集アプリです。

ブラウザやスマホでも成績を同期でき、間違いやすい問題などを集中して

解くこともできます。

隙間を見つけて度々解いていましたので、合計時間が曖昧ですが、

取り組んだ効果は大きいと思います。

診断士の問題集もあれば、嬉しいのですが…

学習の結果

①法務特有の言い回しに慣れた
②特に民法に強みが出る
③産業財産権、会社法の基礎固め

①民法特有の言い回しに慣れた



学習初期に感じた事として、テキストや問題集の文章が頭に入りにくく、

法務独特の用語や言い回しにかなり苦戦した思い出があります。

(法律のテキストを読み始めると眠くてしょうがないです…)

結果的には慣れや暗記だった気がします。

集中的に法務だけに取り組むことで、テスト当日の初見の問題に当たった

時の読解のスピードが違います。

*ビジ法2級は2時間で40問の試験です。診断士試験のどの科目より長く、

飲み物の持ち込み不可、退出も禁止なので、結構ハードな試験です*

②特に民法に強みが出る



診断士の学習範囲では、知的財産権、会社法が重点分野ですが、

この試験では民法を中心とした基礎的な出題も多いです。

これらの間違いやすい箇所が経営法務に重複していることも多く、

一定の効果が得られるのではないかと思います。

診断士の法務では民法は後回しにされることが多いのですが、

民法ってなにより基礎となる部分なので、本番で選択肢を絞る意味でも、

個人的には結構重要だと思います。

③産業財産権、会社法の基礎固め

産業財産権、会社法の論点については、経営法務との互換性が高く感じま

した。

今振り返ると、似た出題が多く経営法務で出題されてもおかしくない様な

問題がたくさん出ます。

ただ、細かい日数や数字を問われる様な問題は経営法務特有の印象を受けました。

それよりも、お互いの権利を争う様な場面での設問が多いです。

まとめ

いかがでしょうか?

年末の12月試験ですと、2次の合格発表を待つ時期に重なるので、

その合間に受験する方も多いようです。

診断士の7科目に比べたら範囲も狭いので、このブログを御覧の皆様でしたら、

そこまで難易度の高い試験ではないと思います。

私の様に独学の方は一定の成果が出やすい試験を合間に挟むことで、

自分のモチベーションの維持にも役立つと思います。

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