企業経営理論 平成29年度 第30問 設問2 ターゲットとする市場セグメント


平成29年度 第30問 設問2 市場と製品、4つの戦略

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

マーケターがその活動の場として選択する市場は、①ターゲット・マーケット・セ
グメントあるいは対象市場、標的市場などと呼ばれる。どのような市場セグメント
をターゲットとするかは、企業の戦略や資源・能力の多様性に関連している。ま
た、②ターゲットとする市場セグメントの選択パターンは、マーケターが対象とする
製品と市場、あるいはそのいずれかの選択に依存する。

(設問2)
文中の下線部②について、下表の空欄A〜Dに当てはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。



解答群


A:競争相手の顧客奪取
B:新製品で顧客深耕
C:顧客内シェアの向上
D:フルライン化による結合効果


A:顧客層拡大
B:新製品で顧客深耕
C:顧客内シェアの向上
D:製品系列の縮小


A:顧客内シェアの向上
B:新製品で顧客深耕
C:既存製品の新用途開発
D:新製品で市場開拓


A:新製品で顧客深耕
B:新・旧製品の相乗効果
C:顧客内シェアの向上
D:フルライン化による結合効果





解答解説

正解は ウ 

Aについて、
既存製品を既存市場に投入する戦略
ア:競争相手の顧客獲得、ウ:顧客内シェアの獲得、どちらも当てはまる。

Bについて、
新製品の既存市場への投入
ア イ ウ:新製品で顧客深耕が当てはまる。

Cについて、
既存製品の新市場への投入
ウ:既存製品の新用途開発が当てはまる。

Dについて、
新商品の新市場への投入
ウ:新製品で市場開拓が当てはまる。

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