企業経営理論 平成29年度 第32問 マーケティング競争の次元


平成29年度 第32問 マーケティング競争の次元

次の文章は、マーケティングにおける競争の次元について例を示したものであ
る。文中の空欄A〜Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解
答群から選べ。

缶コーヒーの製品カテゴリーでは、毎年、多くの製品が投入されている。異なる
メーカー間では、缶コーヒー製品をめぐり 競争を繰り広げている。また
缶コーヒーは、緑茶や紅茶、炭酸飲料とも顧客を奪いあっており、この競争は産業
競争と呼ばれる場合がある。
さらに、缶コーヒーは、コンビニエンスストアやファーストフードチェーンが提
供する安価な淹れたてコーヒーとも 競争をしている。また、給料日前に
節約のため缶コーヒーを我慢して、新聞やスイーツを購入するといったケースがあ
るように、缶コーヒーは消費支出をめぐり多くの製品と 競争をしてい
る。

解答群
ア   A:一般 B:機能 C:便益

イ   A:一般 B:形態 C:機能

ウ   A:形態 B:機能 C:一般

エ   A:ブランド B:一般 C:便益

オ   A:ブランド B:形態 C:一般





解答解説

正解は オ 

ブランド競争とは、
同製品で同じ顧客を対象としている競争
(例)ジョージアとボス

産業競争とは、
同じ産業内で、違う顧客を対象としている競争
(例)カローラとポルシェ

形態競争とは、
産業が違うが、サービスや商品の形態の違いで競争しているもの
(例)ワーキングスペースとスタバ

一般競争とは、
製品、産業、顧客、サービスが全く違っても、競争関係になるものはある。
(例)GW中のレジャーの検討

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