企業経営理論 平成28年度 第20問 360度評価(多面評価)


平成28年度 第20問 360度評価(多面評価)

360 度評価は、上司が部下を評価するだけではなく、自分を取り囲む先輩や同
僚、部下、場合によっては関係先の部署や取引先などの、さまざまな関係の人達か
ら評価を受ける手法である。また、多様な評価を被評価者にフィードバックするこ
とによる効果も期待されている。360 度評価の効果として、最も不適切なものはど
れか。

ア 顧客や取引先が評価者となった場合には、被評価者の顧客志向が高まる。

イ 異なった評価を見ることによって、評価者を訓練する機会を提供する。

ウ 上司と部下のコミュニケーションの活性化が図られる。

エ 中立的な評価を行うことができる評価者を選抜することができる。

オ 普段の業務では得られない、さまざまな情報を入手できる。





解答解説

不適切なものは エ

ア 顧客や取引先が評価者となった場合には、被評価者の顧客志向が高まる。
○:適切である

イ 異なった評価を見ることによって、評価者を訓練する機会を提供する。
○:適切である

ウ 上司と部下のコミュニケーションの活性化が図られる。
○:適切である

エ 中立的な評価を行うことができる評価者を選抜することができる。
×:適切でない
評価者として、十分な知識や経験を持たないものが評価する場合も考えられる
ため、中立的な評価を行うことができる評価者を選抜することができるわけで
はない。

オ 普段の業務では得られない、さまざまな情報を入手できる。
○:適切である

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