企業経営理論 平成27年度 第18問 組織開発


平成27年度 第18問 組織開発

組織の有効性や従業員のウエルネス(心身ともに良好な状態)の改善を目指して、
人間的かつ民主的価値観のもとで計画的に組織変革に介入するマネジメント手法と
して、古くから組織開発が実践されてきた。組織開発が重視している価値観とし
て、最も不適切なものはどれか。

ア 階層的な権威や支配にこだわらない。

イ 信頼関係で結ばれ、他者に対して開かれ、協力的な環境を持った組織が効果的
で健全である。

ウ 組織メンバーは、責任感をもち、誠実で思いやりがある存在として尊敬に値す
る。

エ 変革の影響を受ける人を決定に参加させ、変革の実行に関与させる。

オ 問題解決の結果にはこだわらず、取り組みのプロセスを重視する。





解答解説

不適切なものは オ

組織開発とは、
組織の効果性と健全性を高めることを目指した計画的で長期的な変革の実践であり、組織文化や、やる気・満足度・コミュニケーション・人間関係・協働性・リーダーシップ規範などのヒューマンプロセスに働きかけるための理論や手法の一群である Wikipedia:組織開発
組織開発について基礎となる価値観
①メンバーに対する尊敬
②信頼と支援
③力の平等力
④問題に立ち向かう
⑤参加

ア 階層的な権威や支配にこだわらない。
○:適切である

イ 信頼関係で結ばれ、他者に対して開かれ、協力的な環境を持った組織が効果的
で健全である。
○:適切である

ウ 組織メンバーは、責任感をもち、誠実で思いやりがある存在として尊敬に値す
る。
○:適切である

エ 変革の影響を受ける人を決定に参加させ、変革の実行に関与させる。
○:適切である

問題解決の結果にはこだわらず、取り組みのプロセスを重視する
×:適切でない
結果は重要である。

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