企業経営理論 平成27年度 第6問 ディファクトスタンダード


平成27年度 第6問 ディファクトスタンダード

デファクト・スタンダードに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、競合企業に対して規格
をオープンにし、協定を締結することが必要となる。

イ 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、公的な標準化機関の認
定を必要としない。

ウ デファクト・スタンダードとなる規格が登場することによって、多くの企業が
同一規格の製品を販売し、機能面での差別化競争や安さを売りにした低価格競争
が激化することがある。

エ デファクト・スタンダードとなる規格の登場は、市場の導入期から成長期への
移行を加速させる。







解答解説

ア 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、競合企業に対して規格
をオープンにし、協定を締結することが必要となる
×:適切でない
ディファクトスタンダードに協定は必須ではない。
例えば、オープンになった規格に対し、市場全体で開発が進み主流になること
もある。

イ 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、公的な標準化機関の認
定を必要としない。
○:適切である

ウ デファクト・スタンダードとなる規格が登場することによって、多くの企業が
同一規格の製品を販売し、機能面での差別化競争や安さを売りにした低価格競争
が激化することがある。
○:適切である

エ デファクト・スタンダードとなる規格の登場は、市場の導入期から成長期への
移行を加速させる。
○:適切である

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